ここで扱う10の質問は、登録、サブスクリプションのインポート、初回接続後の実際の利用段階に集中しています。触れる頻度の高い順に、アカウントと端末が先、通信量と課金が次、速度と回線が三番目、安全性と利用習慣が最後です。各質問には原則論ではなく、そのまま実行できる結論を書いています。
10の質問の順番:まず一覧を見てから読み進める
まず質問を並べておきます。自分の疑問に近い番号から答えを探してください。
- 複数端末で同時に使える?
- 登録には何が必要?
- 1つの契約を家族で一緒に使える?
- 通信量はどう計算される?
- 通信量を使い切ったらどうなる?
- 途中でプランを変更した場合、差額はどう計算される?
- 速度制限はかかる?
- 回線が多くてどれを選べばいい?
- 夜のピーク時に遅延や切断が起きたら?
- 常につないでおくべき?
答える前に、記事全体を貫く4つの事実をまとめておきます。以降のQ&Aはすべてこの4つを前提とします。
端末とアカウント:複数端末を同時に使えるか
Q1 複数端末で同時に使える?
使えます。同時接続台数に制限はありません。同じアカウントで Windows、macOS、iOS、Android、Linux に同時にログインでき、追加のデバイスのために別の契約を買う必要も、古い端末からログアウトする必要もありません。端末数の上限はなく、出せる速度はローカルネットワークと選択した回線の現在の状態に依存します。自宅で複数端末が同時に大きなファイルを転送していると、どの回線でも遅く感じます。これはアカウントが制限されているのではなく、ローカルの帯域が埋まっているためです。
Q2 登録には何が必要?
必要なのはユーザー名とパスワードだけです。メールアドレスは不要です。メールの手間を省ける実際のメリットは、確認メールを待たなくてよいこと。登録から開通までに待ち時間はありません。支払い方法は Alipay、WeChat Pay、USDT の3種類で、登録完了後すぐにユーザーパネルで月額プランを開通するか、通信量パックを購入できます。
Q3 1つの契約を家族で一緒に使える?
使えます。ただし通信量の計算には注意が必要です。同時接続台数は無制限なので、家族がそれぞれのスマホで同じアカウントにログインしても、お互いを追い出すことはありません。ただし月額プランの通信量はアカウント単位で合算されるため、2〜3人で一緒に動画を見ると消費速度は何倍にもなります。使用量が安定している家庭なら 250GB か 500GB のプランが手間いらずです。たまにしか使わないなら、60GB のプランに通信量パックを足す形でも対応できます。
通信量と課金:通信量の計算と使い切ったときの対処
Q4 通信量はどう計算される?
通信量はアカウント単位で集計され、すべての端末の合計で計算されます。端末ごとに別々に数えるのではありません。月額プランの周期は開通日から始まり、開通日と同じ日付で毎月リセットされます。暦月の1日にゼロになるのではなく、月中に開通したアカウントは次の周期も月中にリセットされます。現在の周期でどれだけ使ったかはユーザーパネルで確認できます。
消費速度はコンテンツの種類によって変わります。テキスト、Webページ、メッセージアプリの消費はごくわずかです。動画は解像度が高く、再生時間が長いほど消費が増え、20分ほどのアニメ1話と2時間の映画では桁が違います。使用量を抑えたいなら、動画の解像度を1段下げるほうが、我慢して使うよりはるかに効果的です。
ヒント:複数人で1つのアカウントを共有しているとき、最もよくある誤解が「自分は少ししか使っていない」というものです。通信量はアカウント単位で合算されるので、まず他の端末の使用状況を確認してから、本当に容量が足りないのかを判断してください。
Q5 通信量を使い切ったらどうなる?
方法は2つあります。1つは通信量パックの追加。使い切るまで有効で、期限はなく、月末になったからといって無効にはなりません。もう1つは月額プランを上位に変更する方法で、60GB から 250GB または 500GB にすると、以降の各周期は新しい容量でリセットされます。通信量パックは使用量が不安定な人に向いています。出張、旅行、一時的なプロジェクトなど、1回買って置いておき、使い切った時点で終わりです。
Q6 途中でプランを変更した場合、差額はどう計算される?
途中で変更する場合、差額は残り日数で按分され、現在の周期が終わるまで待つ必要はありません。周期の残り日数分だけ、2つのプランの差額を支払います。使わない部分に対して二重に課金されることはありません。
現在の料金体系は以下のとおりです。仕様と価格は料金プランページを基準とします。
| 種類 | 仕様 | 価格 | リセット / 有効期限 |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | 60GB | ¥9.9 / 月 | 開通日ごとに毎月リセット |
| 月額プラン | 250GB | ¥18 / 月 | 開通日ごとに毎月リセット |
| 月額プラン | 500GB | ¥28 / 月 | 開通日ごとに毎月リセット |
| 通信量パック | 300GB | ¥158 | 使い切るまで有効、期限なし |
| 通信量パック | 1000GB | ¥358 | 使い切るまで有効、期限なし |
| 通信量パック | 3000GB | ¥658 | 使い切るまで有効、期限なし |
速度と回線:速度制限はかかるのか
Q7 速度制限はかかる?
契約した通信量に応じて段階的に速度が落ちることはありません。たくさん使っても自動で遅くなることはありません。実際に速度を決めるのは3つです。ローカルネットワークから出口までの最初の区間、選択した回線の種類、目的サイトがある地域との接続品質です。同じ回線でも夜8時と深夜2時ではまったく違う結果になることがあります。これは共有出口による固有の変動であり、アカウントが個別に制限されているわけではありません。
Q8 回線が多くてどれを選べばいい?
まず3つの回線タイプを区別しましょう。直結はローカルネットワークから中国国外のサーバーへ直接接続し、越境区間は公共の国際出口を通ります。中継はまず中国国内の中継ノードに接続し、そこから国外へ出ます。IEPL 専用線は独立したチャネルを使い、越境区間は公共の国際出口を通りません。3つの違いは接続できるかどうかではなく、ピーク時間帯の遅延とパケットロスの挙動にあります。
| 回線タイプ | 越境区間の経路 | 安定性 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 直結 | 公共の国際出口を経由 | ピーク時間帯の変動が大きい | 一時的な調べもの、軽いブラウジング |
| 中継 | 中国国内の中継ノードから国外へ | 直結より安定 | 日常のブラウジング、SNS、ファイル同期 |
| IEPL 専用線 | 独立チャネル、公共出口を経由しない | 遅延とパケットロスを制御しやすい | 常時接続、ビデオ会議、ライブ配信、ストリーミング |
回線の選び方は3ステップに固定できます。まず目的の地域で絞り込み、日本向けのサービスなら日本回線、米国向けのサービスなら米国回線を選びます。次に回線タイプのラベルを見て、常時接続やリアルタイム用途では IEPL 専用線を優先します。最後にノード一覧で遅延の低い順に2〜3本試します。VPNBQ は現在 160+ の回線で 110+ の国をカバーしており、回線一覧は地域別にグループ化され、回線タイプと遅延の参考値が表示されています。クライアント内のノード一覧もこれと一致しています。
Q9 夜のピーク時に遅延や切断が起きたら?
影響の大きい順に切り分けます。順番は飛ばさないでください。
- 回線タイプを変える:直結から中継へ、中継から IEPL 専用線へ。これが最も直接的な改善方法です。
- 出口地域を変える:同じ地域に複数の回線がある場合は別のものに変えるか、まず近隣の地域に切り替えて比較します。
- ローカルネットワークを確認する:Wi-Fi はできるだけ 5GHz 帯を使うか、有線接続にします。ルーター配下でダウンロード中の端末があれば一時停止します。
- 目的のサイトと照合する:1つのサイトが遅いからといって回線に問題があるとは限りません。別のサイトや別の地域で試し直します。
- 分流(ルーティング)と DNS を確認する:ルールの書き間違いで、本来プロキシを通すべきドメインが直結扱いになり、速くなったり遅くなったりします。
安全性と利用習慣:常につないでおくべきか
Q10 常につないでおくべき?
場面によって判断すればよく、一日中つないでおく必要はありません。公共 Wi-Fi、ホテルのネットワーク、空港のホットスポットなど、管理できないネットワークでは接続を維持するのがおすすめです。自宅で中国国内のサービスを使うときは、分流ルールで中国国内のドメインを直結、越境が必要なドメインをプロキシ経由にすれば、クライアントを何度もオンオフせずに済みます。
DNS リークとは何か、どう対処するか
通信がプロキシを通っていても、DNS クエリが同じ経路を通るとは限りません。ドメイン名の解決をローカルの回線事業者に任せていると、途中のネットワークからどのドメインにアクセスしたかを把握できてしまいます。これが DNS リークです。対処法は、クライアントでプロキシ DNS を有効にし、プロキシを通すべきドメインの解決をプロキシ側で行わせることです。あわせて、分流ルールでそれらのドメインが直結に分類されていないことを確認してください。
注意:分流ルールと DNS 設定は1つの事柄の裏表です。プロキシ DNS だけを有効にしてルールでドメインを直結に割り当てると、解決はローカルのままです。ルールだけ書いてプロキシ DNS を有効にしなければ、解決リクエストが漏れ出す可能性があります。
プライバシーについて、本サービスの立場はログを記録しないことです。これは方針の表明であり、絶対的な保証ではありません。アカウントのパスワード管理や端末そのものの使い方は、ご自身で守る必要があります。公共ネットワークでは、接続後にクライアントが表示する現在の出口地域が想定どおりか確認してから、重要なアカウントにログインしてください。
契約後:更新、返金、端末の変更
月額プランは開通日ごとに毎月リセットされ、期限前に更新すればそのまま使い続けられます。通信量パックは使い切るまで有効で期限がなく、買いすぎても無駄になりません。2つの課金方式は同じアカウント内で併用でき、月額プランの容量を先に使い切ったときは通信量パックで補えます。
初回のお支払いから14日以内であれば、理由を問わず全額返金を申請できます。自分のネットワーク環境にどの回線タイプが合うか分からない場合は、まず月額プランで始めて、数日使ってからプラン変更を検討すれば、試行錯誤のコストを抑えられます。
同時接続台数に制限はありません。スマホやパソコンを買い替えたときは、新しい端末で同じアカウントにログインしてサブスクリプションをインポートするだけで、古い端末の解除は不要です。Windows、macOS、iOS、Android、Linux の5プラットフォームにそれぞれ対応クライアントがあり、アカウントは共通です。
ゼロから接続まで:5ステップの操作手順
- ✅ ステップ1、アカウント登録:ユーザー名とパスワードだけで、メールアドレスは不要です。支払い方法は Alipay、WeChat Pay、USDT。
- ✅ ステップ2、課金方式を選ぶ:使用量が安定しているなら月額プラン、¥9.9 からで 60GB 込み。使用量が不安定なら通信量パック、使い切るまで有効で期限なし。
- ✅ ステップ3、プラットフォームに合ったクライアントをダウンロード:Windows、macOS、iOS、Android、Linux すべてに対応。
- ✅ ステップ4、サブスクリプションをインポート:ユーザーパネルのサブスクリプションリンクをクライアントに貼り付けると、ノード一覧が自動で同期されます。回線に変更があったときはサブスクリプションを更新してください。
- ✅ ステップ5、接続と確認:まずクライアントが表示する出口地域を確認し、次にその地域でしか使えないページを開いて確認します。その後プロキシ DNS を有効にし、必要に応じて分流ルールを設定します。
5ステップが終われば、あとは場面に応じて回線を微調整するだけです。最初の3日間でよく使う地域の回線を2〜3本ずつ試し、夜のピーク時でも安定しているものを記録しておき、その後は固定するほうが、毎日ランダムに回線を変えるより手間がかかりません。より詳しいクライアントへのインポート手順は利用マニュアルに沿って一つずつ確認できます。
結論:初心者の最初の一週間の進め方
結論:10の質問のうち、体験を実際に左右するのは3つだけです。回線タイプ、通信量の計算方法、分流と DNS の設定です。回線は夜のピーク時に使えるかどうかを決め、通信量の計算方法は早く使い切ってしまうかどうかを決め、分流と DNS はアクセスが安定するかどうかを決めます。最初の一週間の進め方:まず最下位の月額プランか通信量パック1つで始め、よく使う地域の回線を2本ずつ試し、夜のピーク時の変動が大きいときは IEPL 専用線に切り替えるのを優先します。問題なく使えることを確認してから、実際の使用量に応じてプランを変更しましょう。14日間の理由不要の返金があるので試行錯誤のコストは抑えられ、最初からプラン選びで悩む必要はありません。